臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 外反母趾について正しいのはどれか(22回) 凹足に発症することが多い 足の内在筋の弱化は認めない 第1中足趾節関節は上方に突出する バニオンは滑液包の腫脹である 前の問題 次の問題 解答:4 1.凹足に発症することが多い 2.足の内在筋の弱化は認めない 3.第1中足趾節関節は上方に突出する 4.バニオンは滑液包の腫脹である 解説: 4:バニオンは、滑液包の腫脹であるので正しい。第1中足骨頭の内側部腫脹し、第1中足趾節関節の内側の滑液愛が炎症を起こして肥厚する(母趾滑液謹腫)。 1:凹足に発症することが多いのではなく、外反母趾を有する足は、通常回内し(回内足)、横アーチや縦(長軸)アーチが平坦化し(扁平足)、前足部が拡がっていることが多い。 2:足の内在筋の弱化は認められる。母趾外転筋の筋力が弱まり、一方では母趾の他の筋が外側に偏位して外方への牽引力として働くと、外反はいっそう強まる。 3:第1中足趾節関節は上方に突出するのではなく、内側に突出している。関節は亜脱臼して、母趾が外側に寄っている。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test