臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 脊椎分離すべり症について正しい記述はどれか(20回) 少年にはみられない疾患である 胸腰椎移行部に起こる頻度が高い 上関節突起と下関節突起間に病変がみられる 腰椎後弯が増強する 前の問題 次の問題 解答:3 1.少年にはみられない疾患である 2.胸腰椎移行部に起こる頻度が高い 3.上関節突起と下関節突起間に病変がみられる 4.腰椎後弯が増強する 解説: 3:上関節突起と下関節突起間に病変がみられ、骨性連絡が断たれているので正しい。 1:成長期の過度のスポーツ活動などの負荷によって起こることが多く、青少年に多くみられる。 2:胸腰椎移行部でなく、下部腰椎、特に第5腰椎、次いで第4腰椎に起こる頻度が高い。 4:棘突起の階段状現象がみられるが、腰椎後弯増強はみられない。腰椎後弯の増強は骨粗鬆症、強直性脊椎炎、椎間板ヘルニアなどでみられることがある。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test