臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 眼疾患と所見との組合せで正しいのはどれか(21回) アレルギー性結膜炎一眼瞼腫脹 緑内障―水晶体混濁 白内障―ブドウ膜炎 角膜炎―眼圧亢進 前の問題 次の問題 解答:1 1.アレルギー性結膜炎一眼瞼腫脹 2.緑内障―水晶体混濁 3.白内障―ブドウ膜炎 4.角膜炎―眼圧亢進 解説: 「1:アレルギー性結膜炎」では、眼瞼腫脹、結膜充血、眼脂、流涙などがみられるので正しい。 その他の選択肢は以下の通り。 「2:緑内障」は、眼圧亢進によって視神経が障害され、視野障害が起こる疾患であるが、水晶体の混濁は起こらない。水晶体混濁は白内障でみられる。 「3:白内障」は種々の原因で水晶体が混濁し、視力が低下する疾患であり、ブドウ膜の炎症ではない。ブドウ膜炎はベーチェツト病、関節リウマチ、強直性脊椎炎、潰瘍性大腸炎、その他多くの疾患でみられることがある。 「4:角膜炎」は、角膜上皮が細菌、真菌、アカントアメーバ、へルペスウイルスなどの病原体によって炎症が起こったものであり、眼痛、流涙がみられる。眼圧亢進は緑内障でみられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test