臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 突発性難聴について正しい記述はどれか(21回) 伝音難聴である 頭痛を伴う 耳鳴りを伴う 抗菌薬が有効である 前の問題 次の問題 解答:3 1.伝音難聴である 2.頭痛を伴う 3.耳鳴りを伴う 4.抗菌薬が有効である 解説: 突発性難聴は、健常者に特別の原因なしに一側の高度の難聴が起こるものであり、難聴の発生と同時か前後して3:耳鳴りを伴うことが多いので正しい。 1:難聴は感音性であり、伝音難聴ではない。 2:耳の閉塞感やめまいを伴うことがあるが、頭痛は伴わない。 4:細菌感染が原因ではないので、抗菌薬が有効ではない。直接の原因は不明であるが、ステロイドが有効であることから、ウイルス感染を原因とする説があり、また内耳の血流障害を原因とする説がある。治療はステロイド剤、血流改善剤、代謝促進剤などの投与、高気圧酸素療法、星状神経節ブロックなどが行われる。早期(発症後1週間以内)の治療成績が比較的良好である。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test