臨床医学各論(全470問) 関節リウマチで誤っている記述はどれか(15回) 朝のこわばりがみられる 発症は女性に多い 発症は20~40歳代に多い 多発性の化膿性関節炎がみられる 前の問題 次の問題 解答:4 1.朝のこわばりがみられる 2.発症は女性に多い 3.発症は20~40歳代に多い 4.多発性の化膿性関節炎がみられる 解説: 1:関節リウマチ(RA)は、多発性の関節炎であり、両側あるいはいくつかの関節に炎症が起こる。対称性におかされ、関節腫脹がみられる。進行すると関節は破壊されて骨性癒着をきたし、関節強直が起こる。手の朝のこわばりも特徴的である。 2:発症は女性に多い。 3:発症は20~40歳代に多い。 4:膝関節、手関節、指関節のPIP関節(近位指節間関節)やMP関節(中手指節関節)などに初発しやすく、しかも多発性であるが、炎症は菌の感染によるものではなく、化膿性ではない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test