右大殿筋の徒手筋力テストの際、3以上の場合に検査時の体位で正しいのはどれか(１５回)

解説：

徒手筋力検査法では重力に逆らって動かせる筋力をMMT3とし、重力に逆らうことはできないが、重力がなければ動かせる筋力はMMT2である。

右大殿筋は右股関節を伸展する作用を持つ筋肉で、筋力テストの際、腹臥位で重力に逆らって右股関節伸展できれば、MMT3以上である。

殿筋は股関節後面をおおう大きな筋である。股関節の強力な伸筋であり、外旋筋でもある。

運動の軸となる股関節の中心より上の1/3の上部線維は股関節外転に、下の2/3に当たる下部線維は股関節の内転に働く。

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