解説:
不適切問題。
「発痛物質」・「発痛増強物質」・「発痛+発痛増強作用の両方を有している物質」が存在する。
発痛物質
内因性発痛物質のうち、侵害受容器を興奮させて痛みを引き起こす物質として、ブラジキニン・セロトニン・ヒスタミン・H+・K+などがある。
発痛増強物質
侵害受容器の感受性を高めて発痛増強作用を示す物質としてプロスタグランジン・ロイコトリエンがある。
発痛物質であり、尚且つ発痛増強作用を有しているモノ
痛覚過敏ではプロスタグランジン・セロトニン・ヒスタミンによって侵害受容器がより活性化するため、セロトニン・ヒスタミンも発痛増強物質としている。