解説:
1:川崎病は、乳幼児に好発する原因不明の疾患で、全身の比較的太い筋型動脈から臓器ない小血管に動脈炎を発症する。
2:糖尿病は、インスリンの作用不足により慢性的に高血糖状態が続く全身性疾患である。慢性的な高血糖状態により、血管内の内皮細胞が障害され、種々の合併症を引き起こす。細小血管障害による網膜症・腎障害・神経障害(3大合併症)、大血管障害として、心筋梗塞、脳梗塞、壊疽が挙げられる。
3:白内障は、水晶体が白濁した状態のことであり、加齢・糖尿病・ビタミン不足・遺伝性疾患などの原因により起こる限局性の疾患である。
4:アミロイドーシスはアミロイド(線維性蛋白)が血管・組織・細胞間隙に沈着した状態を言い、全身性や局所性に沈着する。