臨床医学総論(全246問) 呼吸音が減弱するのはどれか(31回) 早期肺癌 緊張性気胸 気管支喘息 肺血栓塞栓症 前の問題 次の問題 解答:2 1.早期肺癌 2.緊張性気胸 3.気管支喘息 4.肺血栓塞栓症 解説: 通常は、 肺野のように含気量が多い部位は清音(音の跳ね返り通い)を呈し、 心臓や肝臓など含気量が少ない部位は濁音(音の跳ね返りが悪い)を呈する。 清音はさらに跳ね返りが強い状態を鼓音と呼ぶ。 4:肺気腫(COPD)、気胸など胸郭内の含気量が増えることにより鼓音を呈し、浸潤性硬化病変(1:肺炎、3:肺結核、肺がん)や2:無気肺、胸水貯留など充実性の構造物が打診部から3cm以内に存在すると濁音を呈する。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論 test