解説:
1:ポビドンヨードは、傷口や粘膜にも使える。
2:エタノールは手指の消毒や皮膚の消毒には使えるが粘膜、口腔内には細胞変性を起こすので不可。
3:グルコン酸クロルヘキシジンは、手指や皮膚の消毒には使えるが粘膜、口腔内には不可。手指の消毒にはこのほかに逆性せっけんや両性せっけんが使われる。これらは、主に一般細菌に対して使われる。
4:ヨウ化メチルは、メチル化剤として用いられ、刺激性が強く、皮膚、呼吸器、神経系の障害を起こす。消毒薬ではない。
グルタラール(グルタールアルデヒド)、フタラールは最も強い消毒薬ですべての微生物に有効だが、人体には毒性が強く使えない。
次亜塩素酸ナトリウム、ポビドンヨード、アルコール類は中程度消毒薬として芽胞以外の微生物に使われる。