解剖学(全329問) 左主気管支について正しいのはどれか(25回) 3つに分岐する 前壁は膜性壁である 右主気管支より短い 右主気管支より細い 前の問題 次の問題 解答:4 1.3つに分岐する 2.前壁は膜性壁である 3.右主気管支より短い 4.右主気管支より細い 解説: 気管は、大動脈弓(第4胸椎)の高さで左右の主気管支に分かれる。主気管支は左右それぞれの肺にるが、長さや太さ、枝の数は左右で異なる。 左の主気管支の長さは4~5cmで、右よりも細く長い。 傾斜角は大きく(約45度)、左肺が2葉に分かれるため、2つに分岐する。 一方、右の主気管支の長さは2~3cmで、傾斜角は小さく(約24度)、3本に分岐する。 気道内に入った異物は、ほとんどが右主気管支に入る。 膜性壁は、気管と主気管支にある平滑筋の膜で後壁を覆う。 前壁は、気管軟骨と輪状靭帯(気管軟骨を結ぶ弾性に富む靭帯)によってつくられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 解剖学 test