生理学(2:鍼灸版)(全287問) 健常成人で下垂体前葉のACTH分泌が亢進した際にみられないのはどれか(13回) 副腎アンドロケン分泌の増加 視床下部ACTH放出ホルモン(CRH)分泌の増加 電解質コルチコイド分泌の増加 糖質コルチコイド分泌の増加 前の問題 次の問題 解答:2 1.副腎アンドロケン分泌の増加 2.視床下部ACTH放出ホルモン(CRH)分泌の増加 3.電解質コルチコイド分泌の増加 4.糖質コルチコイド分泌の増加 解説: 下垂体前葉から分泌される副腎皮質刺激ホルモンは、副腎皮質の成長と分泌を刺激する作用があるため、副腎皮質の細胞に作用し、1:副腎アンドロゲン、3:電解質コルチコイドと4:糖質コルチコイドの生産をいずれも増加させる。 生理的濃度ではとくに糖質コルチコイド産生を促進する。 2:糖質コルチコイドは視床下部や下垂体前葉に作用し、CRHやACTHの分泌を抑制するので、CRHの分泌量が減少する。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 生理学(2:鍼灸版) test