病理学(全149問) 炎症で最も遅い時期にみられるのはどれか(25回) 好中球の遊走 細動脈の収縮 肉芽組織の形成 血漿成分の滲出 前の問題 次の問題 解答:3 1.好中球の遊走 2.細動脈の収縮 3.肉芽組織の形成 4.血漿成分の滲出 解説: 炎症現象は大きく5段階に分けられ、具体的には以下の通り。 ①有害刺激による局所障害から変性・壊死、 ②血管壁刺激による循環障害(充血・うっ血)、 ③血管壁の透過性亢進(血液成分〔血漿・血球〕が血管外へ出る〔滲出〕)、 ④滲出物質(白血球・リンパ球などの遊走細胞や抗体)による炎症原因の処理、 ⑤周辺の細胞増殖による修復(3:肉芽組織の形成) 前の問題 次の問題 基礎科目 - 病理学 test