臨床医学各論(全470問) デュシェンヌ型筋ジストロフイーで生じにくいのはどれか(17回) 母指球の萎縮 登はん性起立 動揺性歩行 腓腹筋の仮性肥大 前の問題 次の問題 解答:1 1.母指球の萎縮 2.登はん性起立 3.動揺性歩行 4.腓腹筋の仮性肥大 解説: デュシェンヌ型(仮性肥大型)筋ジストロフィーは筋肉が進行性に変性をきたす遺伝性疾患であり、骨格筋の萎縮をきたし、四肢では近位から遠位に進行する。 1:母指球の萎縮は生じにくい。 2:床より立ち上がる際に両大腿部に手をついて立ち上がる登はん性起立をするようになる。3:両足を広げて、下腹部を前に突き出して起立姿勢を保ち、腰を振るようにして歩く動揺性歩行を示す。 4:筋間組織に脂肪組織が沈着するために一見肥大したようにみえる仮性肥大を呈し、腓腹筋にも起こる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test