臨床医学各論(全470問) 肩関節周囲炎について適切でない記述はどれか(18回) 帯を結ぶのが困難となる 有痛弧徴候(ペインフルアークサイン)がみられる ライトテストが陽性となる 上腕二頭筋長頭筋腱に圧痛がみられる。 前の問題 次の問題 解答:3 1.帯を結ぶのが困難となる 2.有痛弧徴候(ペインフルアークサイン)がみられる 3.ライトテストが陽性となる 4.上腕二頭筋長頭筋腱に圧痛がみられる。 解説: 肩関節周囲炎では、疼痛性の運動制限(関節可動域制限)が生じ、1:帯を結ぶ動作(結帯動作)も困難となる。 2:有痛弧徴候(ペインフルアークサイン)は、肩関節周囲炎で腱板炎があるときにみられる(他動的に肩を外転したときに60°~120°の間で疼痛出現)。 4:肩関節周囲炎で上腕二頭筋長頭筋腱炎があるときに腱に圧痛がみられる。 3:ライトテスト(肩過外転検査)は陽性(肩関節をタ賑・外旋したときに橈骨動脈の拍動が消失)にならないので適切でない。過外転症候群で陽性となる。 各テストの詳細は以下を参照。 ⇒『【まとめ】徒手整形外科的テストを整理しよう』 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test