臨床医学各論(全470問) 熱傷についての組合せで正しいのはどれか(23回) Ⅰ度熱傷一水庖形成 Ⅱ度熱傷一皮膚全層の凝固壊死 熱傷面積-9の法則 初期治療一軟膏塗布 前の問題 次の問題 解答:3 1.Ⅰ度熱傷一水庖形成 2.Ⅱ度熱傷一皮膚全層の凝固壊死 3.熱傷面積-9の法則 4.初期治療一軟膏塗布 解説: 1:Ⅰ度熱傷は皮膚の発赤、熱感、疼痛を示すが、水庖は形成しないもの、2:Ⅱ度熱傷は著しい炎症症状と水泡形成を認めるもの、Ⅲ度熱傷は皮膚全層の凝固壊死で創面は蒼白・乾燥し、水庖形成や痛覚はないとされている。 なお、熱傷範囲は、受傷面積がその患者の全体面積の何%に相当するかで表すが、広範囲な熱傷の簡便な判定法は3:「9の法則」で、狭い範囲の熱傷は「手掌法」で見積もる。 なお、初期の治療は水道水による冷却を20分ほど行いシーツやタオルなどで覆って医療機関へ搬送する。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test