リハ医学(全238問) 第6頚髄節レベルの脊髄損傷患者に可能なADLで正しいのはどれか(21回) スプーンを握って食事する 機能的把持装具の使用で鉛筆を持つ ベッドから車いすへ側方から乗り移る 車いすの小車輪を挙げて段差を越える 前の問題 次の問題 解答:2 1.スプーンを握って食事する 2.機能的把持装具の使用で鉛筆を持つ 3.ベッドから車いすへ側方から乗り移る 4.車いすの小車輪を挙げて段差を越える 解説: 第6頚髄まで機能が残存しているため、手関節背屈は可能であり、装具を利用して書字可能。スプーンを握るには、指の屈曲(第8頚髄機能)が必要。 移乗動作には肘の伸展(プッシュァップ:第7頚髄機能)が必要。車いす駆動には第8頚髄機能が必要。 以下の記事では各髄節レベルの機能的予後をまとめている。 ⇒『脊髄損傷における「レベル別機能的予後」』 前の問題 次の問題 基礎科目 - リハ医学 test