病理学(2:鍼灸版)(全154問) 女性の全身に紫斑が発生した時に考えられる疾病として適切でないのはどれか(10回) 特発性血小板減少性紫斑病 血友病 敗血症 アレルギー性紫斑病 前の問題 次の問題 解答:2 1.特発性血小板減少性紫斑病 2.血友病 3.敗血症 4.アレルギー性紫斑病 解説: 特発性血小板減少性紫斑病は、血小板抗体を認め出血性の素因を示す。 敗血症は、血管壁の脆弱性亢進や血管内皮細胞異常により発症し、同じく出血性素因となる。 アレルギー性紫斑病は、免疫複合体沈着による血管障害で、血管因子異常による出血性素因が成立する。 一方、血友病は、先天的な血液凝固因子欠損により、第Ⅷ因子(血友病A)、または第Ⅸ因子(血友病B)の欠損で出血性素因を示す。 しかし男児に発症し、女性ではきわめて稀である。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 病理学(2:鍼灸版) test