病理学(2:鍼灸版)(全154問) 循環障害について誤っている記述はどれか(16回) 充血は動脈から過剰の血液が流れ込んだ状態である うっ血は静脈血の流出が妨げられて起こる 血栓症は血管外で血液が凝固する現象である 梗塞は終末動脈の閉塞により生じる 前の問題 次の問題 解答:3 1.充血は動脈から過剰の血液が流れ込んだ状態である 2.うっ血は静脈血の流出が妨げられて起こる 3.血栓症は血管外で血液が凝固する現象である 4.梗塞は終末動脈の閉塞により生じる 解説: 充血は、動脈から過剰の血液が局所に流入した状態をいう。 うっ血は、静脈および毛細血管が拡張して、局所の血流量が増加している状態をいう。 梗塞は、動脈の閉塞によりその灌流領域に酸素欠乏は生じ壊死が生じる病態であり、終動脈の閉塞では速やかに虚血状態が発生し、虚血性梗塞巣が生まれる。 血栓症は、血管内で生じた血液凝固による塊(血栓)が原因で発症する病態で、血管外での血液凝固は血腫という。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 病理学(2:鍼灸版) test