病理学(2:鍼灸版)(全154問) 腫瘍の壊死によって引き起こされる病態はどれか(12回) 発熱 悪液質 免疫異常 内分泌異常 前の問題 次の問題 解答:1 1.発熱 2.悪液質 3.免疫異常 4.内分泌異常 解説: 悪液質は、極度の低栄養状態でみられる消耗症状で、るいそう、全身衰弱、貧血、皮膚の乾燥などを呈し、また、眼窩や頬が高度に落ちくぼんだ特有の顔つき(ヒポクラテス顔貌)を現す。 免疫異常や内分泌異常は、腫瘍そのものの壊死で生じることは少ない。 一方、発熱は、腫瘍の壊死により発熱物質が作られ、癌患者で微熱をみることがある。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 病理学(2:鍼灸版) test