臨床医学総論(2:鍼灸版)(全250問) 血圧測定で誤っている記述はどれか(11回) 触診法は聴診法より測定値が高くなる 血圧は通常上腕で測定する 大動脈閉鎖不全症では拡張期血圧をスワン4点で判定する 触診法では収縮期血圧のみ測定できる 前の問題 次の問題 解答:1 1.触診法は聴診法より測定値が高くなる 2.血圧は通常上腕で測定する 3.大動脈閉鎖不全症では拡張期血圧をスワン4点で判定する 4.触診法では収縮期血圧のみ測定できる 解説: 血圧測定法には、橈骨動脈の拍動を触診しながら行う触診法と、聴診器を使用して血管音(コロトコフ音)を聴診しながら行う聴診法がある。 触診法には、①1:聴診法より測定値が低くなる、②4:収縮期血圧は測定できるが拡張期血圧は測定できない、という2つの欠点がある2:血圧は通常上腕で測定する。 3:大動脈閉鎖不全症や重症貧血、甲状腺機能亢進症では圧が0mmHgになっても血管音が聴かれるためスワン5点(血管音の消失)がなく、拡張期血圧が測定できない。その場合にはスワン4点(血管音が突然弱くなる)の値を用いる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論(2:鍼灸版) test