臨床医学総論(2:鍼灸版)(全250問) 爆発性発語がみられるのはどれか(11回) 重症筋無力症 筋萎縮性側索硬化症 オリーブ橋小脳萎縮症 パーキンソン病 前の問題 次の問題 解答:3 1.重症筋無力症 2.筋萎縮性側索硬化症 3.オリーブ橋小脳萎縮症 4.パーキンソン病 解説: 3:オリーブ橋小脳萎縮症(小脳疾患)では爆発性発語(話し始めが爆発的)がみられる。原因は構音器官の筋肉の失調による構語障害で、言葉はゆっくり途切れ途切れとなる。 1:重症筋無力症は話をしているうちに構音器官の筋肉が疲労して発語しにくくなるが、休息後には回復する。 2:筋萎縮性側索硬化症では球麻痺による構音筋麻痺が生じ、唇音(バ行)ついで舌音(タ行)、歯音(サ行)、喉頭音(力行)などが障害される。 4:パーキンソン病は口唇や舌の筋肉の硬直のために言語は不明瞭で、区切るようにゆっくり、単調な話し方となる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論(2:鍼灸版) test