臨床医学総論(2:鍼灸版)(全250問) 疾患と原因との組合せで正しいのはどれか(14回) マロリー・ワイス症候群ー喫煙 潰瘍性大腸炎ーヘリコバクター・ピロリ菌 過敏性腸症候群ー免疫異常 ポイツ・イェガース症候群一遺伝 前の問題 次の問題 解答:4 1.マロリー・ワイス症候群ー喫煙 2.潰瘍性大腸炎ーヘリコバクター・ピロリ菌 3. 過敏性腸症候群ー免疫異常 4.ポイツ・イェガース症候群一遺伝 解説: 「4:ポイツ・イェガース症候群」は皮膚粘膜の黒褐色の色素沈着と消化管のポリープ症を合併する常染色体優性遺伝疾患である。 その他の選択肢は以下の通り。 「1:マロリー・ワイス症候群」は喫煙との関連はない。反復する嘔吐により食道下端部の食道の胃接合部付近の粘膜に裂傷を起こして吐血する病態である。 「2:潰傷性大腸炎」は原因が明らかではないが、免疫異常や心理的異常との関連が指摘されている。ヘリコバクター・ピロリ菌は胃・十二指腸潰傷の成因としてのかかわりが深い。 「3:過敏性腸症候群」は心理的な要因が関与していることが多く、自律神経失調症や心身症の一部と考えられている。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論(2:鍼灸版) test