臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) B型肝炎について正しい記述はどれか(16回) 成人の初感染は慢性化しやすい HBe抗原陽性では感染力が弱い 垂直感染がみられる 慢性肝炎からは肝硬変に進展しにくい 前の問題 次の問題 解答:3 1.成人の初感染は慢性化しやすい 2.HBe抗原陽性では感染力が弱い 3.垂直感染がみられる 4.慢性肝炎からは肝硬変に進展しにくい 解説: 1:B型肝炎(血清肝炎)はウイルスが輸血などで血液を介して感染する。経過はA型よりも長いが、慢性化しやすいことはない。C型肝炎が慢性化しやすい。 2:血中HBe抗原量は血中B型肝炎ウイルス(HBV)の量と相関しており、HBe抗原1場性者は肝炎ウイルスが多く感染力も強い。 3:B型肝炎ウイルスは、出産時の母から新生児への感染、すなわち垂直感染がみられることがある。 4:B型肝炎は慢性化することは少ないが、慢性化すれば肝硬変に進展しやすい。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test