臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 糖尿病性網膜症について誤っている記述はどれか(16回) 失明の原因となる レーザーによる光凝固治療が行われる 硝子体出血をきたす 閃輝暗点がみられる 前の問題 次の問題 解答:4 1.失明の原因となる 2.レーザーによる光凝固治療が行われる 3.硝子体出血をきたす 4.閃輝暗点がみられる 解説: 1:糖尿病性網膜症は、網膜の細小血管症であり、動脈硬化の進行や血液がドロドロになって流れが悪くなるために血管が塞がれて出血を起こし、時には新生血管の増殖と破綻・出血がみられる。進行すると失明することがあるので失明の原因となる。 2:レーザーによる光凝固治療が行われる。 3:硝子体出血をきたすことがある。 4:閃輝暗点とは、片頭痛発作時に、急に出現するものであり、原因は大脳皮質におけるアレルギー性の血管痙攣と考えられている。網膜の病変の糖尿病性網膜症ではみられない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test