臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 副腎の疾患と症状との組み合わせで正しいのはどれか(17回) 原発性アルドステロン症―高カリウム血症 クッシング症候群一高血糖 褐色細胞腫―低血圧 アジソン病―多毛 前の問題 次の問題 解答:2 1.原発性アルドステロン症―高カリウム血症 2.クッシング症候群一高血糖 3.褐色細胞腫―低血圧 4.アジソン病―多毛 解説: 1:原発性アルドステロン症は副腎皮質の病変であり、アルドステロンの分泌が増加する。カリウム排泄促進により低カリウム血症となる。高カリウム血症ではない。 2:クッシング症候群では、副腎皮質ホルモンが過剰に分泌され、高血糖になる。 3:褐色細胞腫では、アドレナリンやノルアドレナリンなどのカテコールアミンの産生・分泌により発作的な高血圧を生じる。低血圧ではない。 4:アジソン病は、副腎皮質ホルモンの分泌不足が起こって生ずるものであり、副腎アンドロゲンの欠乏によって、腋毛や恥毛の脱落が起こる。多毛は起こらない。 関連記事⇒『臓器別!ホルモンの名称と、その作用(分泌異常で起こる疾患も!)』 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test