臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 特発性側弯に関して正しい記述はどれか(18回) 3歳頃までに気付かれることが多い 前屈させると背部は水平となる コブ法は弯曲の程度の計測法である 肺機能は低下しないのが特徴である 前の問題 次の問題 解答:3 1.3歳頃までに気付かれることが多い 2.前屈させると背部は水平となる 3.コブ法は弯曲の程度の計測法である 4.肺機能は低下しないのが特徴である 解説: 1:長年の経過をとり、無症状で経過することが多いので、3歳頃までに気付かれることが多いわけではない。 2:椎骨の凸側への捻転(回旋)のために、体幹を前屈させると、凸側の肋骨および腰椎横突起が隆起してその側の背部が高位を示す(肋骨隆起、腰部隆起)。水平にはならない。 3:コブ法(Cobb法)は側弩の程度の測定法であり、弯曲上端の椎骨(頭側終椎)の上縁および弯曲下端の椎骨(尾側終椎)の下縁に沿う線からの2つの垂線の交わる角の補角を側弯度とする。 4:肺機能が低下し、歩行や運動時の呼吸困難を起こす。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test