臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) うつ病に特徴的な訴えはどれか(16回) 考えが抜きとられる 自分の悪口が聞こえる 頭が働かず考えが進まない 誰かが自分を監視している 前の問題 次の問題 解答:3 1.考えが抜きとられる 2.自分の悪口が聞こえる 3.頭が働かず考えが進まない 4.誰かが自分を監視している 解説: 1:考えが抜きとられるという訴えは、統合失調症でみられる(考想奪取)。 2:自分の悪口が聞こえるという訴えは、統合失調症などの症状の幻覚でみられる(幻聴)。 3:うつ病では、「抑うつ気分」すなわち感情が憂諺になり、「興味や喜びの感情の喪失」がみられ、そのほかに思考・行為などの抑制(思考力や集中力の低下)や全身の種々の部位の多彩な症状がみられる。思考が抑制されるために、「頭が働かず考えが進まない」状態になる。 4:誰かが自分を監視しているという訴えは、妄想でみられる(注察妄想)。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test