解説:
1:下垂体前葉から分泌された卵胞刺激ホルモンは卵巣における卵胞の成熟を促す。また、黄体形成ホルモンと協調して卵胞ホルモン(エストロケン)の生成と分泌を促進する。
2:アドレナリンは副腎髄質から分泌され、心筋の収縮力・心拍数の増大、血糖値増加、胃腸運動抑制、気管支拡張などの作用を持つ。その分泌は下垂体前葉ホルモンに調節されない。
3:コルチゾールは糖質コルチコイドの一つで、副腎皮質で分泌され、物質代謝、抗炎症.アレルギー作用などを持つ。その生成・分泌は下垂体前葉のACTHによって促進される
4:男性では、黄体形成ホルモンは精巣の間質細胞に作用して、男性ホルモン(テストステロン)の生成と分泌を促す。
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