解説:
1:伸張反射は腱を叩打することにより筋長が瞬間的にわずかに伸び、そのために筋紡錘が刺激されて筋を収縮させる反射なので、皮膚への刺激では起こらない。
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2:横隔膜反射は胸部の下方の皮膚を刺激すると、反射性に横隔膜が収縮する反射である。
3:交叉性伸展反射は屈曲反射を起こすような強い刺激が加えられると、刺激を受けた肢の屈曲とともに、反対側の肢の伸展が起こる反射である。
4:屈曲反射は皮膚や筋・関節などへの強い刺激(痛みを伴う侵害刺激)によって同側の屈筋が収縮し、伸筋が弛緩して起こる反射である。