解説:
ATPを産生する反応系は、解糖系、TCAサイクル、電子伝達系である。
1:脂肪酸は脂肪から分解され、β酸化されアセチルCoAとなって、TCAサイクルに入る。そこで完全に酸化され、CO2とH2Oになる。
2:ビタミンは植物中に微量に存在する有機物で、エネルギー源にはならないが、物質代謝の過程で、補酵素として作用し、身体の正常な機能を維持する。ビタミンEは抗酸化作用を持ち、不足すると精子形成障害、胎盤発育不良をもたらす。
3、4:ピルビン酸は解糖系にてブドウ糖(グルコース)が分解されるときの産物であり、TCAサイクルを経て電子伝達系に入り、完全に酸化されてCO2とH2Oになる。