解説:
1:コルチゾールは糖質コルチコイドの一種で、副腎皮質の束状層から分泌され、肝臓での糖新生を促進し、血糖を上昇させるなどの作用を持つ。
2:アドレナリンは副腎髄質ホルモンの一種で、肝臓におけるグリコーゲンの分解を促進し、血糖値を上昇させるなどの作用を持つ。
3:サイロキシンは甲状腺ホルモンの一種で、甲状腺の濾胞細胞から分泌され、腸管からのグルコースの吸収、糖新生および肝グリコーゲン分解の促進による血糖上昇、組織の糖利用促進などの作用を持つ。
4:パラソルモンは副甲状腺ホルモンで、副甲状腺から分泌され、骨と腎臓に作用して、血漿中のCa2+濃度を増大させる作用を持つ。
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