東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問) 次の文で示す患者に対する治療で八総穴を用いる場合、正しいのはどれか(15回) 「53歳の男性。急性の腰痛で前かがみになると増悪する。」 外関・臨泣 後谿・申脈 内関・公孫 列缺・照海 前の問題 次の問題 解答:2 1.外関・臨泣 2.後谿・申脈 3.内関・公孫 4.列缺・照海 解説: 「急性の腰痛で前かがみになると増悪する」ということから、背部の太陽経、督脈経の異常と考えられる。したがって、督脈の代表穴である後谿と陽蹻脈の代表穴である申脈の組合せ、つまり、2:「後谿・申脈」が正しい。1:「外関・臨泣」は帯脈、陽維脈の組合せであり、3:「内関・公孫」は衝脈、陰維脈の組合せ、4:「列缺(現在は列欠。以降は省略)・照海」は、任脈、陰蹻脈の組合せである。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学臨床論(2:鍼灸版) test