解説:
多くのホルモンの血中濃度は概日リズム(生体の本来持っている、およそ24時間の周期)を示す。
1:副腎皮質ホルモン(アルドステロン)の血中濃度は活動に先行して早朝に高まり、深夜に最も低くなる。
2:メラトニンは松果体から分泌され、夜間い分泌が増えて、昼間に低下する。概日リズム形成と関連している。
3:血漿中のCa2+濃度が増加すると、カルシトニン分泌が促進される。また、カルシトニンはグルカゴン、ガストリンなどの消化管ホルモンやアドレナリンによりその分泌が促進される。
4:血中カテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン)濃度は、昼は高く、夜の睡眠中に低くなる。
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