生理学(全297問) 骨格筋の収縮について誤っている記述はどれか(15回) 熱を産生する 疲労が起こる 収縮に加重が起こる 心筋よりも不応期が長い 前の問題 次の問題 解答:4 1.熱を産生する 2.疲労が起こる 3.収縮に加重が起こる 4.心筋よりも不応期が長い 解説: 1:骨格筋の収縮に伴って熱が発生する(筋が収縮してから弛緩するまでの初期熱と、弛緩した後に発生する熱)。 2:骨格筋収縮を繰り返し起こさせると、収縮力は次第に減少し、やがて収縮しなくなる。これを筋疲労という。 3:筋収縮自体に不応期がないので、収縮の途中で次の活動電位が生じると、筋の収縮高は加算されて大きくなる。この現象を加重という。 4:骨格筋の活動電位の絶対不応期は1~2ミリ秒であり、心筋の200~300ミリ秒よりかなり短い。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 生理学 test