東洋医学概論(全262問) 瘀血でみられる腹診所見はどれか(27回) 胸脇苦満 小腹不仁 少腹急結 腹裏拘急 前の問題 次の問題 解答:3 1.胸脇苦満 2.小腹不仁 3.少腹急結 4.腹裏拘急 解説: 切診の腹診に関する設問である。 1:胸脇苦満は、季肋下部の充満感や抵抗圧痛があるもので、肝・胆の病変でみられるため誤り。 2:小腹不仁は、下腹部に力がなくフワフワとしていて知覚鈍麻があるもので、腎の病変でみられるため誤り。 3:少腹急結は、特に左下腹部に抵抗や硬結があるもので瘀血でみられるため、これが正しい。 4:腹裏拘急は裏急ともいい、腹直筋のつっぱりをいい、肝・脾・腎の病変でみられるため、誤り。 関連記事⇒『【国試の整理】西洋と東洋における「腹部」の見立て』 前の問題 次の問題 マッサージ専門科目 - 東洋医学概論 test