生理学(全297問) シナプス伝達で正しいのはどれか(27回) 頻繁に使用してもシナプスは疲労しない シナプス小胞内に受容体がある 両方向性伝達である 酸素不足による影響を受けやすい 前の問題 次の問題 解答:4 1.頻繁に使用してもシナプスは疲労しない 2.シナプス小胞内に受容体がある 3.両方向性伝達である 4.酸素不足による影響を受けやすい 解説: シナプス伝達の特徴は以下のようである。 ①シナプス前ニューロンの神経終末のシナプス小胞から神経伝達物質が放出され、それがシナプス後細胞のシナプス下膜に存在する受容体に結合する必要があるため、伝達は一方向性である(一方向性伝達)。 ②シナプス前ニューロンの神経終末に興奮が伝導してから、シナプス後細胞で反応が生じるまでに時間を要する(シナプス遅延)。 ③シナプス前ニューロンを繰り返し刺激すると、神経伝達物質が減少、もしくは枯渇して、伝達の中断が生じる(易疲労)。 ④酸紫不足や薬物の影響によって、シナプス伝達が障害されやすい。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 生理学 test