生理学(全297問) 骨格筋の神経支配で正しいのはどれか(27回) 1本の筋線維は複数の運動ニューロンに支配される α運動ニューロンは錘内筋線維を支配する γ運動ニューロンはα運動ニューロンに比べて細胞体は大きい 神経筋接合部は興奮性シナプスである 前の問題 次の問題 解答:4 1.1本の筋線維は複数の運動ニューロンに支配される 2.α運動ニューロンは錘内筋線維を支配する 3.γ運動ニューロンはα運動ニューロンに比べて細胞体は大きい 4.神経筋接合部は興奮性シナプスである 解説: 運動ニューロンは、普通の骨格筋線維を支配するα運動ニューロンと、筋紡錘の筋線維を支配するγ運動ニューロンに分類される。 筋線維を筋紡錘の内外で区別するために、普通の骨格筋線維を錘外筋(筋紡錘の外のため)、筋紡錘内の筋線維を錘内筋という。 そのため、2:α運動ニューロンは錘外筋線維を支配することになる。 1個のα運動ニューロンの軸索が枝分かれして数本から数百本の筋線維を支配し、1:個々の筋線維は1個のα運動ニューロンのみにより支配される。 1:神経筋接合部は、α運動ニューロンの神経終末と骨格筋との間で興奮伝達を行う場所であり、神経終末下の終板と呼ばれる筋細胞膜で脱分極性の膜電位変化が生じる興燃性シナプスである。 3:γ運動ニューロンはα運動ニューロンに比べて、細胞体は小さく、神経線維が細い特徴を持つ。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 生理学 test