生理学(全297問) 免疫について正しいのはどれか(26回) マクロファージは抗原を提示する ヘルパーT細胞は補体を放出する 好中球は抗原を特異的に認識する サイトカインは抗原と特異的に結合する 前の問題 次の問題 解答:1 1.マクロファージは抗原を提示する 2.ヘルパーT細胞は補体を放出する 3.好中球は抗原を特異的に認識する 4.サイトカインは抗原と特異的に結合する 解説: 生体にウィルス、細菌などの異物が侵入すると、好中球やマクロファージがそれらを非特異的に認識し、貧食作用によって速やかに排除しようとする。 1:抗原提示細胞であるマクロファージは貧食した異物のなかから抗原を細胞内で遊離して、これを細胞膜表面に提示する。すると、2・3:ヘルパーT細胞がこの抗原と特異的に認識、結合し、サイトカインを放出することで、Bリンパ球やキラーT細胞の活性・増殖をもたらす。 4:サイトカインは細胞間相互作用を司る蛋白質の総称であり、抗原とは結合しない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 生理学 test