東洋医学概論(2:鍼灸版)(全293問) 肺の病証でみられるのはどれか(21回) 暑くなくても汗が出る 臓脈が下垂する 腹痛のない下痢が起こる よくため息が出る 前の問題 次の問題 解答:1 1.暑くなくても汗が出る 2.臓脈が下垂する 3.腹痛のない下痢が起こる 4.よくため息が出る 解説: 五臓のうちの肺の病証に関する設問である。 1:「暑くなくても汗が出る」は、肺の宣散作用の失調によって腠理の開閉が失調して生じるものであり、これが答えである。 2:「臓腑が下垂する」のは、脾と関連する中気下陥によるものであり、誤り。 3:「腹痛のない下痢が起こる」は脾陽不振および食積などによるものであり、誤り。 4:「よくため息が出る」は肝気鬱結の症状であり、誤り。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学概論(2:鍼灸版) test