東洋医学概論(2:鍼灸版)(全293問) 次の文で示す患者の病証でみられる舌象はどれか(25回) 「43歳の男性。主訴は頭痛。めまい、目赤、胸脇苦満を伴う。最近、仕事上のストレスを抱えている。」 紫舌 紅舌 青舌 淡白舌 前の問題 次の問題 解答:2 1.紫舌 2.紅舌 3.青舌 4.淡白舌 解説: 四診法の舌診に関する設問である。 頭痛という主訴、めまい、目赤(目の充血)、胸脇苦満という随伴症状、ストレスの存在から、肝火上炎証が最も疑われる。本証は実熱証である。 1:紫舌は血瘀、熱毒、寒証でみられ、誤り。 2:紅舌は実熱や陰虚による虚熱でみられ、これが正しい。 3:青舌は寒邪の凝滞や血瘀にみられ、誤り。 4:淡白舌は陽虚、血虚、寒証でみられ、誤り。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学概論(2:鍼灸版) test