東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問) 正経十二経脈の説明で正しいのはどれか(27回) 陽経は臓に属して臓に絡する 手の三陽経は顔面部から手部に流れる 経脈は上焦に起こり足の厥陰経で一巡する 経脈は各々が独立しながらも連絡している 前の問題 次の問題 解答:4 1.陽経は臓に属して臓に絡する 2.手の三陽経は顔面部から手部に流れる 3.経脈は上焦に起こり足の厥陰経で一巡する 4.経脈は各々が独立しながらも連絡している 解説: 正経十二経の走行には、以下のように一定の法則がある。 手の三陰経(肺経、心経、心包経)は、胸部から手部。手の三陽経(大腸経、小腸経、三焦経)は、手部から顔面、頭部。足の三陽経(胃経、膀脱経、胆経)は、顔面部、頭部から足部。足の三陰経(脾経、腎経、肝経)は、足部から胸部に流れている。 胸部から手部→手部から顔面、頭部→顔面部、頭部から足部→足部から胸部に循環している。 経脈は、中焦に起こる肺経から始まり、正経十二経を順に連絡し、足の厥陰肝経で一巡し、循環する環を形成して再び中焦に戻る。 陰経は臓に屈して脇を絡し、陽経は腑に属して臓を絡う。 ゆえに4:「経脈は各々が独立しながらも連絡している」が正しい。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学臨床論(2:鍼灸版) test