臨床医学総論(全246問) 聴診で呼吸音が減弱するのはどれ か(15回) 肺炎 肺結核 気管支炎 胸水貯留 前の問題 次の問題 解答:4 1.肺炎 2.肺結核 3.気管支炎 4.胸水貯留 解説: 呼吸音の減弱は、換気量の減少や振動の伝達障害が原因となる。 4:胸水貯留では、胸膜腔に貯留した胸水によって振動が胸壁に伝わりにくくなるため呼吸音が減弱する。 一方、1:肺炎、2:肺結核、3:気管支炎では、①肺胞の空気含有量減少による音の伝達亢進、②浸出液や気管支粘膜の浮腫・肥大などによる気道の狭窄など、により呼吸音は増強する。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論 test