臨床医学総論(全246問) 手袋靴下型の感覚障害をきたすのはどれか(15回) 視床出血 多発性神経炎 頚椎椎間板ヘルニア 脊髄空洞症 前の問題 次の問題 解答:2 1.視床出血 2.多発性神経炎 3.頚椎椎間板ヘルニア 4.脊髄空洞症 解説: 2:多発性神経炎では、感覚障害が両側の四肢の末梢部で手袋をつける部分と靴下をはく部分にみられるため、手袋靴下型の感覚障害と呼ばれる。 1:視床出血で視床が障害されると、反対側半身性に全知覚の消失が生じる。 3:頸椎椎間板ヘルニアによる後根圧迫から生じる感覚障害は、デルマトームの分布に一致する。 4:脊髄空洞症で脊髄中心管周辺の灰白質が障害されると、交差性知覚線維が障害され、その脊髄節の痛覚・温度覚は消失するが触覚・深部知覚が健在となる知覚解離が生じる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論 test