東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問) 五行穴を用いて施術する場合、症状と治療穴との組合せで最も適切なのはどれか(20回) のぼせ・下痢―湧泉 咳を伴う悪寒発熱一経渠 心下部の膨満感一大陵 全身の熱感―少海 前の問題 次の問題 解答:2 1.のぼせ・下痢―湧泉 2.咳を伴う悪寒発熱一経渠 3.心下部の膨満感一大陵 4.全身の熱感―少海 解説: 五兪穴の運用に関する設問といえる。 「1:のぼせ・下痢一湧泉」は、「のぼせ・下痢」は逆気して泄する症状であることから、合穴が主治する。しかし、湧泉は井穴であり、誤り。 「2:咳を伴う悪寒発熱一経渠」は、喘咳寒熱は経穴の主治であり、経渠は経穴であることから、正しい。 「3:心下部の膨満感一大陵」は、心下満は井穴が主り、大陵は兪穴であることから、誤り。 「4:全身の熱感一少海」は、身熱は滎穴が主り、少海は合穴であることから、誤り。 関連記事⇒『【一覧表】原穴・募穴・背部兪穴・井穴・滎穴・兪穴・経穴・ 合穴・絡穴・郄穴を総まとめ!』 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学臨床論(2:鍼灸版) test