東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問) 肩関節外転90度で外旋の自動運動を行ったところ、肩の後方の疼痛を自覚した。罹患筋への刺鍼部位として最も適切なのはどれか(25回) 結節間溝 肩甲骨下角 棘下窩の中央 隆椎と肩峰の中点 前の問題 次の問題 解答:3 1.結節間溝 2.肩甲骨下角 3.棘下窩の中央 4.隆椎と肩峰の中点 解説: 肩関節の外旋運動を行うのは主に棘下筋なので、この設問における罹患筋とは棘下筋と考えられる。 棘下筋を刺激するための部位として適切なのは3:棘下窩の中央、すなわち天宗となる。 1:結節間溝は肩前面で上腕二頭筋長頭腱の障害時の圧痛点。 2:肩甲骨下角は大円筋の起始部で肩関節の内旋、内転、屈曲に関与する。 4:隆椎と肩峰の中点は肩井があり、これは僧帽筋上の経穴。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学臨床論(2:鍼灸版) test