東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問) レイノー現象を呈する患者の局所へ低周波鍼通電療法を行う場合、最も適切なのはどれか(27回) 八邪 四華 蘭尾 四神聡 前の問題 次の問題 解答:1 1.八邪 2.四華 3.蘭尾 4.四神聡 解説: レイノー現象は、血管攣縮により手指などに皮膚の色調変化がみられるものをいう。 手指末端に多くみれるが、足部末端、耳、鼻、舌、口唇にもみられる。寒冷刺激や精神的緊張により手指の血管攣縮となり、手指が蒼白となり、指のしびれ、冷感、疼痛、知覚低下などを伴う。 数分後にはチアノーゼで色調は紫となり、その後低酸素によって血管が拡張するため、皮膚の色は赤となり、正常に回復する。 1:八邪は中手指節関節の間であるので、これが正しい。 その他の選択肢は以下なため、レイノー現象の起きる部位として適当ではない。 2:四華は背部。 3:闌尾は下腿。 4:四神聡は頭頂部。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学臨床論(2:鍼灸版) test