東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問) 高齢者の歩行能力に対する鍼治療の効果を評価するのに最も適切なのはどれか(27回) RDQ 改訂PGCモラールスケール ハミルトン評価尺度 タイムドアップアンドゴーテスト 前の問題 次の問題 解答:4 1.RDQ 2.改訂PGCモラールスケール 3.ハミルトン評価尺度 4.タイムドアップアンドゴーテスト 解説: 1:RDQは、腰痛による日常生活での障害を患者自身で評価する尺度である。 2:改訂PGCモラール・スケールでは心理的動揺、老いに対する態度、孤独感・不満足感を測定し、主観的QOLを評価する。モラール(morale)とは気力、士気のことであり、高齢者の研究に導入され、満足感や自らの居場所があることを感じているかなどの概念となった。 3:ハミルトン評価尺度は不安評価尺度およびうつ病評価尺度があり、不安神経症、うつ病のさまざまな症状を評価するものである。 4:タイムドアップアンドゴーテストは、椅子から立ち上がり、3メートル先にある目印(ポールなど)を回り、再度、椅子に座るまでの時間を測定するもので、立ち上がり→歩く力→方向転換→座るの一連の動作を評価する。 よって、正解は4である。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学臨床論(2:鍼灸版) test