解剖学(2:鍼灸版)(全322問) 人体の発生について正しいのはどれか(26回) 受精は子宮内で起こる 透明帯は受精直後に消失する 羊膜は胚盤の外胚葉と連続する 母体と胎児の血液は胎盤で混ざり合う 前の問題 次の問題 解答:3 1.受精は子宮内で起こる 2.透明帯は受精直後に消失する 3.羊膜は胚盤の外胚葉と連続する 4.母体と胎児の血液は胎盤で混ざり合う 解説: 3:羊膜は胎児を包む膜で、胎児の外胚菜と中胚葉からなる。このうち外胚葉は羊膜の内面を構成し、臍で胎児の腹壁を覆う外胚葉に連続する。 1:受精は通常、卵管膨大部で行われる。透明帯は卵子を保護する糖蛋白の被膜であり、精子は透明帯を突き破って受精する。 2:透明帯は受精後も維持され、胚が卵管壁に付着するのを防ぐ。胚が子宮に到達する頃、透明帯は破れて着床できるようになる。絨毛は子宮内膜に入り込む胎児側の突起で、絨毛間腔まで伸びる。 4:母体と胎児の血液は混ざり合うことなく物質交換を行う。 関連記事⇒『【一覧表】外胚葉・内胚葉・中胚葉から分化する組織・器官』 前の問題 次の問題 基礎科目 - 解剖学(2:鍼灸版) test