解剖学(2:鍼灸版)(全322問) 心臓について正しいのはどれか(26回) 心臓は後縦隔に位置する 心外膜は漿膜の壁側板である 房室結節は心房を収縮させる 大心臓静脈は冠状溝を走行する 前の問題 次の問題 解答:4 1.心臓は後縦隔に位置する 2.心外膜は漿膜の壁側板である 3.房室結節は心房を収縮させる 4.大心臓静脈は冠状溝を走行する 解説: 4:大心臓静脈は心尖部付近から始まる静脈で、前室間溝を上行した後に冠状溝を走行する。冠状溝に沿って心臓の左縁を回り、冠状静脈洞に注ぐ。 1:心臓は縦隔中部に位置する。後縦隔は心膜より後方の部分を指し、胸大動脈、胸管、食道、奇静脈、迷走神経などが走行する。 2:心外膜は心筋の外面を覆う膜であり、漿膜性心膜の臓側板に当たる。 3:房室結節は、洞房結節の興奮を心室に伝える心筋線維である。心房は洞房結節の興奮によって収縮する。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 解剖学(2:鍼灸版) test